細かなところまで
思い出せば思い出すほど
あのころに起こった
すべての出来ごとに
やさしく抱かれている
友だちに宛てた手紙のように、3年にわたり書きつがれた六甲での暮らし。
神戸新聞の好評連載(2021年4月〜24年3月)のエッセイが書籍になりました。
料理家として、文章家として多くの著書をもつ高山さんが生活の場を東京・吉祥寺から神戸へと移したのは2016年のこと。
神戸での新しい暮らし、新しい友人との交流、コロナ禍での心象などを描いたエッセイ36編を収録。
文章のほか、イラスト、写真も高山さんによるものです。
編集+デザイン 丹治史彦、井上美佳(信陽堂編集室)
校正 猪熊良子
B6変形判 上製(170×116ミリ)
196ページ
ISBN978-4-910387-09-3 C0095
価格=1,980円(税込)
送料=250円
カテゴリー : 書籍
グラフィックデザイナーとして、またご自身のブランド「柏」のデザイナーとして手ぬぐいや帯留めなどの和小物、ポストカードなどを手掛けていた柏木江里子さんが、亡くなる直前まで病床でスケッチしていた植物画に、青木美詠子さんが言葉を添えています。
(2011年に私家版として発行された旧版が品切れとなったため、2024年8月新版として再発行しました)
デザイン 川原真由美
A4変形判(200×210ミリ)
64ページ
本文1色刷、写真数葉4色刷
編集 信陽堂編集室
ISBN978-4-910387-10-9 C0071
価格=1,650円(税込)
送料=250円
カテゴリー : 書籍
たくさんの
きれいなものを
うみだした人
野の草花を描き、匙やかんざしを木から削り出し、手びねりで土人形を作る。長くレントゲン技師を務めるかたわら、自らの美意識に導かれるままにさまざまな作品を生みだし、「セツローさん」の愛称で親しまれた小野節郎さんが残し小さなエッセイ集。
編集+デザイン 丹治史彦、井上美佳(信陽堂編集室)
校正 猪熊良子
B6変形判 上製(160×113ミリ)
176ページ
ISBN978-4-910387-05-5 C0095
価格=2,200円(税込)
送料=250円
カテゴリー : 書籍
うさぎたちが導く 奇想の天地へ
田中望さんは座礁鯨を描いた大作「ものおくり」で2014年VOCA展で大賞に輝きアートシーンに鮮烈に登場、その後もさまざまな地域に滞在し、その地に暮らす人たちと農作業、年間行事、祭礼などをともにし、伝承や民話などのフィールドワークから作品を作り続けてきました。
時に全幅数メートルにも及ぶ巨大な画面に奔放精緻に描いた奇想の天地と、画面を埋めつくす数千もの兎。デビュー作にして代表作「ハレノノヒ」、参詣曼荼羅の形式を借りて描かれた「山の神の縁日」「火の同盟」はじめ6作品を収録。単なる複写ではなく、絵の世界にもぐり込むように接写、一枚の作品を数十の場面で再現した驚異の作品集です。
撮影 下村しのぶ
デザイン 伊藤裕(Erykah)
編集・構成
丹治史彦、井上美佳(信陽堂編集室)
菊判(210ミリ×150ミリ)
天銀コデックス装 168ページ
ISBN978-4-910387-07-9 C0071
価格=4,620円(税込)
送料=250円
カテゴリー : 書籍
冬の厳しい北国で山と直接関わる手仕事の人びとは、動植物からどんなサインを読み取りどう自然とやりとりするのか。
2017年から津軽・南部地方で山の命と直接関わる〈マタギ〉や〈ソマ〉や〈漆掻き〉〈野鍛冶〉たちに出会い、山のことばに導かれ、手仕事に深く触れ、自らも土を拾い藍を育てて絵の具を作り生みだされた木版画、ドローイング、ピンホール写真、そしてことばの記録をまとめた作品集。取材地の漆の木と樹液を使って手刷りした「漆木版画」付き。
寄稿:管啓次郎、登久希子
デザイン 須山悠里
編集+制作
丹治史彦、井上美佳(信陽堂編集室)
菊判変形並製(210ミリ×180ミリ)
224ページ 限定600部
ISBN978-4-910387-08-6 C0071
価格=6,050円(税込)
送料=250円
カテゴリー : 書籍
エッセイでも詩でもない、季節のめぐり、思索のあと、日々の暮らしの中で五感を開いて拾いあつめた小さな欠片。
永井宏さんが亡くなる直前まで書き続けたそれら「友人のような言葉」すべてを一冊にまとめました。2020年12月30日刊。
編集 信陽堂編集室(丹治史彦・井上美佳)
デザイン エフスタイル(五十嵐恵美・星野若菜)+信陽堂編集室
校正 猪熊良子
新書変形判 上製(177×117ミリ)
496ページ
ISBN978-4-910387-00-0 C0095
価格=2,420円(税込)
送料=250円
カテゴリー : 書籍
舞台は湘南・葉山でアーティスト永井宏さんが92年〜96年に運営していた〈サンライト・ギャラリー〉。
「暮らすこと」をひとつの表現ととらえ、日々の小さな出来事やささやかな気持ちの変化を共有することを作品にしようとした永井さんの試みと、それに共感し自分らしい生き方と表現を探しはじめた人たちの姿をみずみずしくスケッチした作品集です。1997年の初版から25年をへての新装復刊。巻末には堀内隆志さん(鎌倉café vivement dimancheマスター)のエッセイを収録。
編集+デザイン 丹治史彦、井上美佳(信陽堂編集室)
デザイン協力 F/style(五十嵐恵美、星野若菜)
校正 猪熊良子
新書変形判 上製(177×117ミリ)
304ページ
ISBN978-4-910387-03-1 C0095
価格=2,420円(税込)
送料=250円
カテゴリー : 書籍
エリはいろいろなものを切り捨てて、
葉山でシンプルな暮らしを始めた。
海辺での暮らしは、必要なものと必要でないものをはっきりと分けてくれる。
主人公は何かが始まる予感を胸に東京を離れ、海辺の町・葉山で暮らしはじめたフードスタイリスト、志田エリ31歳。大都市と郊外、何かに追いかけられるような時間と、手を動かし、ものを作るささやかな生活……自分の価値観とともに海辺に暮らす人々と出会い、少しずつ解放され自分の時間を生きはじめた女性の姿を描く、すがすがしい短編。20年以上の時を経て、なおこころに響く海辺のフォークロアです。
編集+デザイン 丹治史彦、井上美佳(信陽堂編集室)
校正 猪熊良子
新書変形判 上製(177×117ミリ)
176ページ
ISBN978-4-910387-06-2 C0095
価格=2,200円(税込)
送料=250円
カテゴリー : 書籍
梅、桃、桜、
三つの春が一度に訪れる
小さな町の四季と暮らし
福島県三春町で器と雑貨の店 in-kyo を営む長谷川ちえさんが、初めての土地で見つけた、人とつながり、季節とともに移ろういとなみの豊かさ。
東北の小さな町の季節をめぐる待望のエッセイ集。2021年3月29日刊。
造本装幀 サイトヲヒデユキ(書肆サイコロ)
校正 猪熊良子
編集 信陽堂編集室
四六変形判芯なし上製(192×124ミリ)
216ページ
ISBN978-4-910387-01-7 C0095
価格=2,200円(税込)
送料=250円
カテゴリー : 書籍