草日誌

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第21回 映画とごはんの会
『舟大工の世界』

2023年09月26日

民族文化映像研究所作品の上映会 21回目「映画とごはんの会」を開催します。 2023年10月のプログラムは『舟大工の世界』。 海に囲まれ、川の交通網の発達した房総半島では、漁や交通手段に木造船が活躍した。さっぱ船とよぶ川…

人に潜る 第5話
いのちの被膜|京都 ③+映像

2023年09月16日

      どこにでもある⽇常のありふれた場⾯に、長く悩まされてきた問いが溶解した⽇のことを思い出す。 娘のスイミングスクールに付き添ったときだった。 ⾒ていてね そう⾔われて蒸し暑い観覧席からプールサイドを⾒おろすと、…

信陽堂の本が買えるところ

2023年09月01日

信陽堂の書籍(『セツローさんの随筆』『雲ができるまで』『愉快のしるし』『三春タイムズ』『やまなみ』ほか)をお求めいただけるお店です。 ぜひお住まいの近くのお店を探して、手にとってご覧下さい。 通信販売をしているお店も多く…

『セツローさんの随筆』のこと

2023年08月22日

たくさんの きれいなものを うみだした人 セツローさんは1929年岡山生まれ。長く松山の病院でレントゲン技師として働きながら、洋画家として活動していました。その後、手が求めるまま野の草花をスケッチし、桜の枝からかんざしや…

信陽堂の本のこと

2023年04月15日

     背中をそっと温める手のぬくもり      遠くからあなたを見守る眼差し      いつもはげましてくれる友だちの言葉      小さな声でしか伝えられないこと      本とは      人のいとなみからあふれ…

『続・三春タイムズ』のこと

2023年03月08日

梅、桃、桜、 三つの春が一度に訪れる 小さな町、福島県三春町 春、夏、秋、冬 繰り返されて増してゆく 暮らすことへのいとおしさ 新しい本が発売になりました。 長谷川ちえさんの文章とshunhsunさんによる素描からなる『…

永井宏さんと
『雲ができるまで』のこと

2022年07月18日

永井宏さんの『雲ができるまで』が完成しました。 洗濯をしていると見えてくるのは、 すごく個人的な小さな幸せ。 それを光と風の力を借りて、 毎日毎日積み重ねると、 もっともっと愛がふくらんで、 勇気と希望につながっていく。…

柳亭市若さん
長月の落語会「団子坂奇談」

2023年09月03日

柳亭市若さんの勉強会、10回目の開催です。 小人数の小さな会です。 お待ちしております。 夏を越えて、 少しひんやりしたネタを やらせていただきます。 市若 「団子坂奇談」 【日時】2023年9月9日(土)14時〜15時…

人に潜る 第5話
いのちの被膜|京都 ②

2023年09月02日

      夏の陽射しの強い⽇だった。 京都・室町にある帯屋の⽼舗、誉⽥屋源兵衛の奥座敷に屈み込んで⼤量の古い⼦ども服を畳に並べていた。広い屋敷のどこかの軒下から⾵鈴の⾳が聞こえてきて、中庭にカメラを向けると⾳もなく樹々…

人に潜る 第5話
いのちの被膜|京都 ①

2023年08月19日

      ⽇頃わずらわしく思っていたWEB広告が、なぜか⽬の⽚隅に残って履歴をひとつ戻る。⾒覚えのあるものがヤフオクで売りに出されていた。それはどの家にもあり、暗黙の内に〈売ってはいけない〉という了解がなされたはずのも…

第20回 映画とごはんの会
『竜郷のアラセツ——ショチョガマ・平瀬マンカイ』

2023年07月19日

民族文化映像研究所作品の上映会 20回目「映画とごはんの会」を開催します。 2023年8月のプログラムは『竜郷のアラセツ——ショチョガマ・平瀬マンカイ』。 奄美の夏の正月といわれるアラセツ(旧暦八月発の丙ひのえの日)に、…

柳亭市若さん
文月の落語会

2023年06月20日

柳亭市若さんの勉強会、9回目の開催です。 小人数の小さな会です。 お待ちしております。 暑さに負けて、 汗をかいて頑張ります。 市若 「たが屋」 【日時】2023年7月8日(土)14時〜15時ごろ(開場13時30分) 【…