
おばけの せかいへ とんでいけ おばけに なって とんでいけ 愛らしいおばけの造形と、シュールな結末。大人もこどもも夢中にさせる、せなけいこ(1931-2024)の『ねないこ だれだ』は1969年の刊行以来、3世代にわた…
| 秋に思う | 夏の終わりのつくつくぼうしが、まだ元気に鳴いていたころ、三宮からバスに乗って高知に向かった。 ひとり旅はわくわくするけれど、いつだって心細さが半分。 明石海峡を渡り、淡路島を通って、緑濃い山懐ふ…
民族文化映像研究所作品の上映会 39回目「映画とごはんの会」を開催します。 10月の上映作品は、山形県肘折温泉郷の『湯』です。 温泉郷には近郷近在、また遠い町方からも、湯治にやってくる。何十年も続けて通ってくる人も多い。…
〈映画とごはんの会〉を開催する金曜日の午後に、好評だった作品を再上映しています。 アンコール#05は『うつわ—食器の文化』です。 この作品は民映研の第4作、若い作品です。 日本各地を訪ね歩くなかで出会ったさまざまな「うつ…
それまでずっと忘れていたが、 世界はいつでも はじめて触れるものにあふれている。 日常の埃が堆積し、 開かなくなっていた扉がすこしだけ開いて、 そのあいだから光が差しこんできた。 (「ねこのひかり」より) 神戸で育った少…
わたしたちは 猫という お日さまと 暮らしている 猫との暮らしは、こちらが一方的に 愛しているようでいて、 気がつけば猫から たくさんのものを受け取っています。 晴れの日も雨の日も、 楽しい時もそうでない時も。 …
読者のみなさま このたびは松井至『つぎの民話 〈映像以前の光〉への旅』をお読みいただき、ありがとうございます。 文中に登場する松井至監督による7本の映像作品を、下記リンクから視聴いただけます。 それぞれ本文各章の末尾に記…
かつて焚き火を囲んで民話が語られたように 映像がその光となって〈つぎの民話〉が生まれる。 2022年、一本のドキュメンタリー映画が公開され、全国およそ40館で上映されるヒットとなりました。 『私だけ聴こえる』 「CODA…
もう一度 会いたい あなたに あの日の わたしたちに 一緒に過ごした思い出、伝えられなかった言葉、大切な人との別れ……こころに空いた隙間を温める、陽だまりのような六つの絵ものがたり。 2025年6月6日、SNSを主な舞台…
1955年、はじめて「ちいさなうさぎの絵本」が誕生。以来70年にわたり世界中で愛され続けてきたうさこちゃん/ミッフィーの世界。シリーズ全32作品の解説、作者ブルーナの評伝、ブックデザイナー時代の仕事も多数収録。ミッフィー…
細かなところまで 思い出せば思い出すほど あのころに起こった すべての出来ごとに やさしく抱かれている 暮らすこと、食べること、季節のこと からだの奥でおぼえているちいさな「ことこと」を大切にひらく36のエッセイ。 神戸…
信陽堂の書籍(『とつこ』『毎日のことこと』『千兎』『やまなみ』『セツローさんの随筆』『夏みかんの午後』『愉快のしるし』『三春タイムズ』ほか)をお求めいただけるお店です。 ぜひお住まいの近くのお店を探して、手にとってご覧下…
背中をそっと温める手のぬくもり 遠くからあなたを見守る眼差し いつもはげましてくれる友だちの言葉 小さな声でしか伝えられないこと 本とは 人のいとなみからあふれ…
柳亭市若さんの勉強会、27回目の開催です。 小人数の小さな会です。 お待ちしております。 珍しい人情噺を やらせてもらいます。 「ぼんぼん唄」ほか 【日時】2026年10月4日(日)14時〜15時ごろ(開場13時30分)…
| 夏のからだ | ここ数日、暑さがまた舞い戻ってきました。 それでもこうしてパソコンに向かっていると、 夏の盛りとは違う風が、さやさやと海から渡ります。 仕事椅子をくるっと回し、両腕を上げて伸びをひとつ。 そのまま…
柳亭市若さんの勉強会、26回目の開催です。 小人数の小さな会です。 お待ちしております。 怪談物で あまり気分のよい噺ではございませんが 涼みにいらしてくださいませ 「生瀬騒動」 【日時】2026年8月8日(土)14時〜…
| 小さな書斎 | 朝起きると、エアコンを消そうかどうしようかと考える。迷った末に、ちゃんと夏を感じたいからと思い、窓を開ける。セミたちの声が聞こえ、ほっとする。 腕を窓から出してみる。きのうよりはちょっと涼しい…