草日誌

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2019年9月23日

星ヶ丘の
jam jam jam 音楽祭の日

星ヶ丘洋裁学校、jam jam jam 音楽祭の日

永井宏さんは毎年9月に大阪枚方市のソーイング・ギャラリー(星ヶ丘洋裁学校)で個展を開き、そこで小さなライブも開いていました。
2011年に永井さんが亡くなったあと、毎年続いていた個展が開催されないのは寂しいね、と永井さんを慕って集まっていた有志がはじめたのが「jam jam jam音楽祭」です。
僕自身は何となく気後れしてこれまで参加できていませんでしたが、今年は『サンライト』も完成したので思い切って駆けつけました。

台風の余波がまだ残る昼前、中庭に入るとフラチームが練習中。高いケヤキの梢が風にしない、ごーごーと鳴っていました。
そのあとはあっという間の夢のような時間。
途中、いっときの驟雨もありましたが、最後はきれいな西日で締めくくり。
小さな小さな音楽祭ですが、この時間が永井さんと親しく過ごすなかで一瞬一瞬を「永遠」というものにつなげる術を身につけた人たちが生みだす、特別な時間なのですね。

みなさん、ありがとうございました。












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『サンライト』
夏葉社より発売
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千駄木・往来堂書店にて

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