草日誌

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2012年10月2日

田んぼ再訪

土曜日に稲刈りをした中西さんの田んぼを、ふたたび訪ねました。
日曜日に通過した台風の影響でだいぶ倒れていましたが、明日にも刈り取る予定だそうです。
大きな被害がなかったようです。
ほっとしました。
先週の刈りとりでのこと。稲がコンバインに吸い込まれていく様子を見ていて思いました。農業もまた、いのちのやり取りの現場に違いない、と。上手く言えませんが、たわわに実った稲が刈り取られるその姿を見る高揚感と、そこにある一抹の寂しさ。こんなことを感じること自体に後ろめたさもあります。でも、だからこそ、台風に耐えてどうにか立っている稲穂を見つけてほっとしたのです。
台風が去り、空はすっかり秋です。

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