2019年11月25日
冊子「ラ コリーナ」14号(たねやグループ)の取材で滋賀県の障害者福祉施設「やまなみ工房」に通った一年間の成果をまとめた川内倫子さんの写真展「いのちといのち-やまなみ工房のいとなみ」が、滋賀県日野町ギャラリー「つつむ」にて開催中です。2019年11月23日(土)〜12月15日(日)
24日にはオープニングトークとして川内さんと山下完和さん(やまなみ工房施設長)、ギャラリーで企画を担当くださった岡井健司さんにも登壇いただいたトークもありました。
取材から半年をへて、冊子に収録した写真をプロジェクタで投影しながら、撮影の時に感じていたこと、その後のご自分の意識の変化など。
やまなみ工房では、数棟の工房の中心にある駐車場に新しい建物を作られるとのこと。見学者とアーティストのみなさんの距離がまだ一段と近くなることを意図した設計だそうです。完成が楽しみです。
岡井さんはもともと川内さんのファンであり、このギャラリーを立ち上げる時に熱烈に写真展をオファー、川内さんもそれに応え、もともと古い薬屋さんだった建物で写真を展示するために必要な設備を提案するなどして写真展が実現。今回は川内さんと「つつむ」のコラボ企画第2弾となります。
川内さんにとっても日野町はお母さまの出身の土地。ご親戚も多く、ご縁を感じているそうです。
トークが終わって表に出ると、
美しい夕空が広がっていました。
もう秋も終わり、冬はすぐそこまで来ています。
「やまなみ工房」については、「ほぼ日」さんのこちらの特集もお読みください。