草日誌

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2020年9月4日

第11回 映画(とごはん)の会
『諸鈍シバヤ』

第11回 信陽堂「映画(とごはん)の会」2020年9月のプログラムは『諸鈍シバヤ』です。

「映画とごはんの会」は
作品の上映と、そのあとのおしゃべりを楽しむ会です。
が、
半年ぶりの開催となる今回は、
感染症の対策として昼の部「上映のみ」として再開します。

日時 2020年9月26日(土)
会場 信陽堂アトリエ(文京区千駄木3-51-10-1F)

【昼の部】
15時上映開始(開場14時30分)16時00分終了
参加費 1200円(税別)
定員 〈満席〉となりました

*コロナ対策として、手指消毒用のアルコール、ジェルをご用意します。
 マスク着用の上、お越しください。
 当日体調の優れない方の来場はご遠慮ください。
 せき、くしゃみなどの症状がある方は入場をご遠慮いただきますのでご了承ください。

【受付】← こちらから。
「お問い合わせ内容」に「上映会参加希望」、当日連絡が取れる電話番号、複数でお申し込みの場合は人数もご記入ください。

『諸鈍シバヤ』
1978年/40分/瀬戸内町教育委員会委嘱
塵児島県大鳥郡瀬戸内町諸鈍

【作品解説】
奄美大島の南に接して浮かぶ加計呂麻(かけろま)島の東南端部、諸鈍(しょどん)は、帆船時代、日本本土と琉球をつなぐ舟の重要な寄港地であった。ここには、諸鈍シバヤとよばれる芸能が伝えられている。シバヤは、村をあげての祝い事や行事のたびに演じられてきた。1976年には、国の重要無形民俗文化財に指定されている。中世の日本本土や硫球、あるいは、遠く朝鮮半島や中国とのつながりをうかがわせる歌謡や演技、衣装、そしてそれらを包み込む諸鈍独自の文化的色彩の貴重さが認められてであった。1978年当時11の演目が伝えられており、これはその全記録である。シバヤは、シバヤ人衆(にんじょう)とよばれる男たちによって演じられてきた。
準備。粘土の型に、何枚も紙を貼り重ねてカビディラ(紙面)を作り、シュロ蓑や笠を作る。巨大な蛇や人形、チヂン(太鼓)の補修をしていく。カビディラや人形の化粧に使う紅は、ハイビスカスの花とカタバミの業をもんで作る。会湯には椎などの木や柴でシバヤ(楽屋)が設えられる。このシバヤには、シバヤ人衆以外は誰も入ることができない。
シバヤ当日の朝、シバヤ人衆は浜へ出てシュンハナティカル、みそぎをする。そして演目が始まる。

(演目)
①イッソウ=楽屋入り
②サンバト=三番叟
③ククワ節=平家の残党が平敦盛の墓を訪ねて須磨の浦をさまよう様子を表す踊り
④シンジョウ節=種子島の名高い法師シンジョウが踊ったという踊り
⑤キンコウ節=吉田兼好を歌った唄と踊り
⑥シシキリ=浮力れている美女をシシが襲おうとすると、狩人が来てシシを退治する
⑦ダットドン=座頭殿がすりかえられた琵琶を探し歩く
⑧スクテングワ=唐の天下統一を祝って踊ったという棒踊り
⑨タマティユ=中国の美女玉露姫は親不雰で、酒を飲んでは踊り狂っていた。その天罰がくだって大蛇にのまれるという人形芝居
⑩鎌踊り=豊年を祝う踊り
⑪高き山=仁徳天皇の遺徳を偲ぶという歌謡と太鼓踊り
©民族文化映像研究所

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