草日誌

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2026年5月26日

第37回 映画とごはんの会
『田島祇園祭のおとうや行事』

民族文化映像研究所作品の上映会 37回目「映画とごはんの会」を開催します。
6月の上映作品は、福島県会津地方の『田島祇園祭のおとうや行事』です。

前回の『奥会津の木地師』につづき、福島県会津が舞台。
雪深い会津の暮らしの中に、中世から受け継がれてきた祈りの形の記録です。

祇園祭は、酷暑の夏、悪疫退散を願って京都で始められ、田島町には鎌倉時代の初めに伝えられたという。中世以降盛んになった町衆の典型的なまつりである。

上映時間50分の作品です。

【会場】信陽堂アトリエ(文京区千駄木3-51-10-1F)

【日時】
2026年6月26日(金)
〈夜の部〉予約する
19時上映開始(開場:18時30分)22時終了
参加費 4000円(ワンドリンクとお弁当つき 税込)
定員 10名

2026年6月27日(土)
〈昼の部〉予約する
14時上映開始(開場:13時30分)16時30分終了
参加費 2000円(お茶とお菓子付き 税込)
定員 10名

〈夜の部〉予約する
19時上映開始(開場:18時30分)22時終了
参加費 4000円(ワンドリンクとお弁当つき 税込)
定員 10名

上の【予約する】からフォームに入れない場合、
あるいはキャンセル待ちをご希望の方は【ここをクリック】
「お問い合わせ内容」に「田島祇園祭 参加希望」または「キャンセル待ち希望」
〈希望日〉と〈昼の部〉か〈夜の部〉か、当日連絡が取れる電話番号、複数でお申し込みの場合は、参加ご希望の方それぞれのメールアドレス、電話番号もご記入ください。
また、食品アレルギーがある方は、その旨もご記入ください(お食事、お菓子の参考にいたします)。

*感染症対策として、手指消毒用のアルコール、ジェルをご用意します。
 当日体調の優れない方の来場はご遠慮ください。
 せき、くしゃみなどの症状がある方は入場をご遠慮いただく場合がございますのでご了承ください。
 状況によっては、上映中はマスクを着用していただく場合がございます。

「映画とごはんの会」は
作品の上映と、そのあと1杯のお酒とおつまみをご用意した会です。

1)自己紹介は必要ありません
2)感想も求めません
とはいえ、映画を観たあとには浮かび上がるいろいろな思い、疑問があると思います。
ゲストに、民映研の代表の箒有寛さん(ShuHALLI)をお迎えします。
お弁当は「たまや」が担当します。
おいしいお酒と肴とおしゃべりを楽しみましょう。

『田島祇園祭のおとうや行事』
1984年/50分/田島町教育委員会委嘱
福島県南会津郡田島町

【作品解説】
祇園祭は、酷暑の夏、悪疫退散を願って京都で始められ、田島町には鎌倉時代の初めに伝えられたという。中世以降盛んになった町衆の典型的なまつりである。ここでは神社での祭典や祭式に並行して、「おとうや」を中心にした町衆の組織による行事が行われる。祇園祭おとうや行事は、一九八一年国の重要無形民俗文化財に指定されている。
南会津の中心地である田島町では、町を十二に区分した伝統的なまつりの組があり、毎年交代で「おとうや」組をつとめる。「おとうや」とは、当番の家ということである。産土神である、田出宇賀【たでうが】神社の神を迎える「おとうや」と、同境内に鎮まる熊野神社の神を迎える「おとうや」が別個に設けられる。
一月十五日、「おとうや御千度」の行事。おとうや組の人たちが神社に詣って、まつりの無事を祈る。六月、まつり料理に欠かせないアカザ、タデ、フキなどを摘む。七月七日、神社境内や参道を掃除し、注連縄を作る。十二日、御神酒を仕込む。十七日、神を迎える「とうもと」(おとうやのこと)の家の前に御神橋をかけて、まつりの準備は整う。
七月十八日。とうもとの家の床の間に設けられた神棚に神を迎える。
十九日。夜、神職が神と一緒に休み、夜のうちに誰にも見られないように帰っていく。町には屋台が出て賑わう。
二十日。早朝の「榊迎え」。山から伐り出した榊(ここではナラ)をとうもとに迎える。「七度の使い」、少年二人が神への使いとなり、神社の拝殿と御手洗の間を六度往復する。「七器の行列」、おとうや組の正装した男女が、神への供え物を捧げて神社まで行列する。「神輿の巡行」、神輿が町を巡行し、とうもとの家の前にやってくる。神輿の前で、神をとうもとに迎える神事を行う。町には華やかな屋台が出、芝居が演じられる。
二十一日、とうもとに迎えた神を神社へ送り、まつりは終わる。

©民族文化映像研究所/『民映研作品総覧』(はる書房)より転載

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