草日誌

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2018年1月28日

鶴の歌う声

「アイヌの結婚式」上映会の下調べも兼ねてETV特集「今よみがえるアイヌの言霊」を見直しました。

その中に鶴の歌声を模した歌が出てきて、それが今回上映する「アイヌの結婚式」にも出てきます。
そしてその歌声は、アルタイ(南シベリア)のタンダライが歌う鶴の歌ともそっくりでした。(映像では4分くらいから)

シベリアから北海道へはるばるわたった鶴の声を、人が真似する。
たったそれだけのことですが、空を高く飛ぶ鶴の姿とその声に何かを感じた人が
アルタイにもアイヌにもいたのは確かです。
そしてそれを真似してみたくなった。
声に載せて、姿を似せてどこか遠くへ飛翔することを夢見るような何かを思っています。
2月11日「アイヌの結婚式」の上映会を開催します。
まだお席はご用意できます。
お待ちしています。

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『アイヌの結婚式』

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