草日誌

草日誌

2012年11月7日

石巻 みんなの本棚(仮)
について

仙台に来ています。
建築雑誌8誌が行った「hope & home」というプロジェクトで建てられた畠山サトルさんの「週末みんなで建てる家」を石巻に移築して本のコミュニティスペース「石巻 まちの本棚」(仮)をつくろうという新しいプロジェクトの準備のためです。
東京から移送した資材を、 石巻に移設するまでのあいだ取りあえず、仙台の電機会社さんのご厚意で倉庫に保管いただくことになりました。
「石巻 みんなの本棚」(仮)は、7月に開催した石巻ブックエイドでも協同いただいた「ISHINOMAKI2.0」と「一箱本送り隊」とで運営する予定です。

今日は石巻からのメンバーとボランティアさんたちも合流してその荷受けと電機会社さんへのご挨拶。

畠山サトルさんはご自宅を半年かけてセルフビルドで350万円で作ってしまった建築家。そのノウハウは12月に本になって出版されるそうです。「強い家という考え方も必要だが、何かがあっても何度でも建て直せる家という考え方もあるのではないか」(記憶で書いてますので、ニュアンスが違っていたらゴメンナサイ)という畠山さんの考え方は新鮮ですがある意味正論で、しなやかなものが一番強い、を地でいくようでとても共感しました。
「一箱本送り隊」の活動は、これまで同様に本を届ける支援も続けながら、徐々に「本とともにある空間、本とともにある暮らし」を考えながらかたち作っていく方向にシフトしていきそうです。

Facebook Twitter google+ はてなブックマーク LINE
← 前の記事北書店・佐藤さんとの
対話から
次の記事 →「たべる」ことと
「たべられること」について

関連記事