草日誌

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2012年2月13日

コリエ 世界の断片

昨年【Zuhre】を作らせていただいた前川秀樹さんとの新しいプロジェクトが始動しています。
その名も【Carte Collier】。
カルト・コリエと読みます。
前川さんのお住まい兼アトリエには、国内国外、さまざまな時代の不思議なモノがあふれています。
VOMER や Zuhre の撮影や打ち合わせのたびに、その断片を見せていただいてきましたが、今回その前川宅に埋蔵されたものたちが一同に並ぶことになりました(といってもごく一部なのでしょうけれど)。
場所は千葉県長南町にある〈museum as it is〉。
目白にある〈古道具 坂田〉さんが営む個人美術館です。

その会期にあわせて販売するために「展示されるものたちを紹介する何か」を作れないだろうか? と前川さんから声がかかったのが昨年のまだまだ暑い9月のなかばのこと。
お話をうかがいながら、ふと脳裏に浮かんだのが「函」でした。コレクションというような大仰なモノではなく、しかしあるひとりの人物が大切にしている「何か」を紹介するのだったら、「書籍」というよりは「函」かな? といってももの自体を函にいれる訳にもいかないから、ひとつひとつを撮影するのかな? では、どうやって? 愛らしい大きさの函が手の中にあって、振ると「カタカタ」音がするのがいいなあ。
そんなところから話がはじまりました。
季節はいつしか秋を経て冬に。いち早く写真の首藤さんがインフルエンザを持ち込んで、ADの関さんも発熱。あわや企画が頓挫するかと思われた時期もありましたが、どうにか5回の撮影で30カットほどの写真を撮り終えました。
単なる物撮りを越えて、ひとつの独立した作品世界が生まれました。撮影現場の何とも楽しい空気は前川さんのブログをご覧ください。
14日午後より予約受付を開始する予定です。

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