
今年は春が遅く、なかなか暖かくなりません。毎年春の天候の不安定さには苦労させられますが、今年ほど暖かくなるのを待ち望む年はないように思います。最近になってようやく、毎日の天気予報で桜の開花予報が伝えられるようになりました…
撮影は、光との勝負です。 今回の前川秀樹さんの新作写真は【Carte Collier】も、窓からの光をどう捕まえるか、がポイントになりました。 朝、まだ昇りはじめたばかりの、低いけれど力強い光。 昼、少し遠くから何かに反…
昨年、小さな作品集『いちにち いちにち』の制作をお手伝いさせていただいた柏木江里子さんの「グラフィックデザイナー、柏木江里子さんの仕事 巡回展」が東京で開催されています(8日まで)。 柏木さんとはグラフィックデザイナーと…
仙台の高校に通っていたころのことです。 その頃は誰よりも早起きで、 毎朝7時すぎには学校にいました。 何をしていたのかといえば、朝練です。 当時ぼくは吹奏楽部で太鼓を担当していたので、朝の始業前は基礎練習の時間にあててい…
写真は、仏和辞書のあるページです。 【Carte Collier】のタイトルなどを考えていたときに、【collier】の発音を調べました。 この辞書は、古いコンサイス。ぼろぼろで崩壊寸前です。革の表紙も裏側は本文ごと剝が…
昨年【Zuhre】を作らせていただいた前川秀樹さんとの新しいプロジェクトが始動しています。 その名も【Carte Collier】。 カルト・コリエと読みます。 前川さんのお住まい兼アトリエには、国内国外、さまざまな時代…
8月半ばからはじまったロルフィングのセッション、 今回がいよいよ最終回です。 まず、「鼻は、どうしましょう? 直接はまだアプローチしていないけれど。どうしてもしないといけない、というものでもありませんが」 と聞かれる。 …
長田弘という詩人がいます。 この詩人は僕の前にまず『ねこに未来はない』の著者として現れました。 中学生の頃でした。 絵本や童話の世界から本の世界に一歩一歩、こわごわと踏み出しはじめた頃、長新太さんの絵に導かれて出会ったこ…
一週おいての9回目。 いよいよあと二回でまとめになる。 今日は左側を下にしての横向きにベッドに。 手と足にそれぞれ抱き枕をしてスタート。 田畑さんの右手は仙骨に、左手は後頭部に添えられる。 まず感じたのが、鼓動。 ここ数…