草日誌

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記事一覧

信陽堂の本

ふるさかはるかさん
『ことづての声/ソマの舟』
のこと

2023年11月30日

冬の厳しい北国で、山と直接関わる手仕事の人びとは、 動植物からどんなサインを読み取り、どう自然とやりとりするのか。 南津軽で始まった山の手仕事の取材が、6年の歳月を経て本になった。山の命と直接関わるマタギ(猟師)やソマ(…

『夏みかんの午後』のこと

2023年10月07日

エリはいろいろなものを切り捨てて、 葉山でシンプルな暮らしを始めた。海辺での暮らしは、 必要なものと必要でないものをはっきりと分けてくれる。 美術作家であり、エッセイや詩を数多く残した永井宏さんは、数編の愛すべき小説も残…

『セツローさんの随筆』のこと

2023年08月22日

たくさんの きれいなものを うみだした人 セツローさんは1929年岡山生まれ。長く松山の病院でレントゲン技師として働きながら、洋画家として活動していました。その後、手が求めるまま野の草花をスケッチし、桜の枝からかんざしや…

信陽堂の本のこと

2023年04月15日

     背中をそっと温める手のぬくもり      遠くからあなたを見守る眼差し      いつもはげましてくれる友だちの言葉      小さな声でしか伝えられないこと      本とは      人のいとなみからあふれ…

『続・三春タイムズ』のこと

2023年03月08日

梅、桃、桜、 三つの春が一度に訪れる 小さな町、福島県三春町 春、夏、秋、冬 繰り返されて増してゆく 暮らすことへのいとおしさ 新しい本が発売になりました。 長谷川ちえさんの文章とshunhsunさんによる素描からなる『…

永井宏さんと
『雲ができるまで』のこと

2022年07月18日

永井宏さんの『雲ができるまで』が完成しました。 洗濯をしていると見えてくるのは、 すごく個人的な小さな幸せ。 それを光と風の力を借りて、 毎日毎日積み重ねると、 もっともっと愛がふくらんで、 勇気と希望につながっていく。…

『雲ができるまで』制作中

2022年06月25日

来月の新刊『雲ができるまで』は、紙と色を載せたニスと活版のかなり微妙な色合わせの段階です。 用紙はタントセレクト(TS-8|N-8)を使用。 実は予定していたタントセレクトのN-7(『愉快のしるし』で使用したもの)が廃盤…

evam eva yamanashi にて

2022年06月19日

6月18日はevam eva での川内倫子×やまなみ工房「自分が自分であるだけでいい場所」初日。午前中は30人ほどのお客さまをお迎えしてのトーク。写真集『やまなみ』が生まれたいきさつや、撮影取材を経て感じたこと、見つけた…

川内倫子×やまなみ工房
自分が自分であるだけでいい場所

2022年06月14日

山梨県中央市の evam eva yamanashi にて 川内倫子さんの写真集『やまなみ』発売を記念した企画展〈川内倫子×やまなみ工房 自分が自分であるだけでいい場所〉が開催されます。 日程|6.18(土)– 7.10…