草日誌

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記事一覧

日々のかけら

世界はうつくしいと

2011年10月29日

長田弘という詩人がいます。 この詩人は僕の前にまず『ねこに未来はない』の著者として現れました。 中学生の頃でした。 絵本や童話の世界から本の世界に一歩一歩、こわごわと踏み出しはじめた頃、長新太さんの絵に導かれて出会ったこ…

ロルフィングで感じたこと
session 9

2011年10月26日

一週おいての9回目。 いよいよあと二回でまとめになる。 今日は左側を下にしての横向きにベッドに。 手と足にそれぞれ抱き枕をしてスタート。 田畑さんの右手は仙骨に、左手は後頭部に添えられる。 まず感じたのが、鼓動。 ここ数…

つなぎ直す旅——塩竈

2011年10月25日

塩竈から帰ってきました。 震災後に仲間たちとはじめた「一箱本送り隊」の活動、 「塩竈ブックエイド」は22日、23日のプログラムを無事に終了。たくさんの地元の方が本を捜しにきてくれました。 その様子は一箱本送り隊のブログに…

ロルフィングで感じたこと
session 8

2011年10月12日

今日は2時間半ほどの睡眠時間。見えていないけれど、空のどこかには満月があるはずだ。 眠ってしまうかもしれないなあ、と思いながらのセッション8回目。 前回のあと「早いものであと3回ですね。まとめさせて頂きます」とのお話しが…

ロルフィングで感じたこと
session 7

2011年10月05日

朝から雨の日。 前回の仙骨を開放するセッションの余韻がまだ残る中の、 7回目。 足から徐々に昇ってきた(組み立て直してきた?)セッションですが、いよいよ首から上に移っていきます。 「今日は口と鼻へのアプローチです」と説明…

立ち姿の印象
柏木江里子さんのこと

2011年09月30日

2011年10月1日から10日まで、京都のギャラリー「モーネンスコンピス」で柏木さんの展覧会が開かれます。 その展覧会で頒布する小さな冊子の編集制作を信陽堂でお手伝いさせていただきました。 『いちにち いちにち』という本…

ロルフィングで感じたこと
session 6

2011年09月28日

一週あいだを開けてのセッション6回目。 今日は仙骨へのアプローチ。 「仙骨を自由にすること」が今日の目標との説明を受ける。 まず立ったまま体育の時間の「休め」の姿勢を左右の足で試す。右足を軸にした時がよりも、左足を軸にし…

ロルフィングで感じたこと
session 5

2011年09月14日

ロルフィングセッション5回目。 まず前回からの変化、というかロルフィングを受けはじめてひと月の変化を。 まず、フラがますます楽しくなっている。 楽しいのは以前からだけれど、たぶん、足回りの動きにスムーズさが出てきたのだと…

満月の夜に

2011年09月11日

2002年9月21日、中秋の名月の夜。 ぼくたちは塩竈の浦戸の海に浮かんでいました。 鏡のような水面を、音もなく笹舟のようなカヤックが進んでいきます。パドルを動かすたびに、夜光虫がさらさらと光ります。塩竈で生まれて育ちま…