草日誌

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記事一覧

日々のかけら

たましいのエコロジーについて

2011年08月15日

子どものころ、お盆になると実家の仏壇は飾りもので彩られ、綺麗な回り灯籠が涼しげな影絵を壁に写していました。 親族のおばあちゃんたちが、おほとけさまに会いにやってきます。「大きくなったごだ。何年生だ〜?」という毎年繰り返さ…

おおちゃんの読み聞かせ

2011年08月13日

今年の夏休み、前半は屋久島で過ごしました。泊めていただいたのは「麓書店」の大垣裕美さんのお宅。大垣さん、通称おおちゃんは、学校図書館の司書さんです。 屋久島の全小中学校を2人の司書さんで担当し、車でまわっています。 おお…

ふもとらくま市のこと

2011年08月07日

鹿児島市役所のすぐ近く、戦後のバラックの雰囲気を残す一画に「レトロフト」はあります。古い5階建ての雑居ビルで2階にギャラリースペースとカフェ、上部階にはお住まいの方もいます。繁華街の天文館からは少しだけ離れた立地といい具…

繋がる、ということ

2011年07月25日

人は起きているように見えてもほとんど眠っているに等しい、という話を聞いたことがあります。 正確な意味はわかりませんが、人間の持っている知覚のほとんどは普段は使われていない、というようなことだと自分では解釈しています。 実…

信陽堂、一歳になりました

2011年07月24日

7月23日、信陽堂は設立一周年を迎えました。 と、書き出してはみたものの、夫婦ふたりの小さな会社です。なにかセレモニーがある訳でもありません。 相方の井上は、誕生日でもある昨日23日の朝、屋久島に旅立ちました。そこでサプ…

「生きる」

2011年07月23日

この写真は、 倉本聰さんのドラマ『君は海を見たか』のシナリオのラストシーンの部分です。 引用されているのは谷川俊太郎さんの詩「生きる」。 このドラマのなかでその詩は大きな役割を持っていました。 ドラマの主人公は、腎臓に重…

永井宏さんを送る会

2011年06月03日

永井宏さんの会から戻りました。 2時間半遅れでたどり着いたディモンシュの前で お店がはねたばかりのイチカワさんと一緒になって、 隣に座ってみんなのポエトリーリーディングを聞き、 合間にカウンターで堀内さんにコーヒーを入れ…